動物医療グリーフケアアドバイザー・獣医師
合同会社Always代表
麻布大学大学院修士課程を修了。大学病院研修医、動物病院勤務、出産を機に専業主婦へ。
子育て中は外国人のホストファミリーとして国際交流を楽しむ。復職後は子育ての傍ら研究したグリーフカウンセリングを動物医療に活かし、ペットのこころと体の両面を癒す「動物医療グリーフケア」を構築。
「待合室診療」という新しい臨床を発掘、全国の動物病院で実践している。
現在はマレーシアに在住し、新型コロナウイルス感染症が発生するまでの10年間は、毎月日本とクアラルンプールを往復しながら動物医療グリーフケアの普及にあたる。
ペットの「病気」を診るのではなく病気の「ペット」自身を診る獣医師でありたい。人に出会いペットとなった動物のテリトリーとなるホーム。
どんなときもこの大切なホームを守り愛情深いエンディングにつなげていけるよう生前から始めるグリーフケアの重要性を伝えている。
動物病院スタッフセミナーや飼い主対象セミナーのほか、各種講演会など全国各地で開催するほか執筆にも力を注ぐ。
著書の「犬と私の交換日記」は、動物医療グリーフケアのエッセンスがいっぱい詰まっている。長年実践してきた待合室診療でお聞きする質問を掲載、読み進めていく間にペットと人の心の絆が見えてくる一冊である。
私生活では娘3人の母、愛犬愛猫とともに暮らす。